
皆さんは、腱鞘炎になったとき、痛いところに湿布など貼っていませんでしたか?
テニス肘やばね指を含め、腱鞘炎の原因は別のところにあります。ですので痛いところに湿布を貼っても気持ちはいいですが、残念ながら治りません。
なぜなら、痛みと炎症は結果であって、腱と腱鞘がこすれあう原因は別の場所にあるのです。
単純に疲労であれば、患部とその近辺の筋肉の異常を推拿で解消してあげるだけで痛みは消えます。
しかし、痛みの多くは連動する筋肉(主に遅筋です)の異常が原因で患部に痛みが発生します。
原因は患部ではなく、患部と連動している複数の箇所の筋肉(遅筋)の疲労・過労あるいは運動不足が原因で、血流が悪くなっているのです。つまり、血流不足=酸素不足によって患部に症状を起こさせる(関連痛)なのです。
遅筋は速筋と違い、疲れを知らない筋肉ですが、大量の酸素を必要とします。
酸素不足では動くことが出来ません。
つまり、患部と連動している複数の箇所の筋肉(遅筋)の部位を知らなければ【腱鞘炎】を治すことが出来ません。しかも、腱鞘炎にも程度の差があって、ばね指などは腱鞘に炎症などは起きていません。腱鞘に引っかかってばね指になるというのはまったくの作り話です。ガンにも本物の癌とガンモドキがあるように、本物の「腱鞘炎」とケンショウエンモドキがあるのです。ケンショウエンモドキは、1回の治療で完治します。なぜなら血流を良くし、酸素を供給してあげれば筋肉は回復し、痛み物質は消失するからです。
そして、実はケンショウエンモドキの割合が圧倒的に多いのです。それが当院の腱鞘炎が1回で治る理由でもあります。
当院の腱鞘炎治療
腱鞘炎の原因は思いがけないところに、しかも複数個所あります。
施術は60分必要です。とても痛い箇所があり、びっくりされるかもしれませんが、避けては通れないところなので我慢していただきます。概ね70%位の患者さんは1回で治ります。
腱鞘に炎症の起きている、本物の腱鞘炎の場合、いわゆる器質異常で、コラーゲンの損傷がありますから、痛みはすぐに取れますが、違和感はコラーゲンの代謝期間の関係で6か月ほど残ります。
本物の【腱鞘炎】の真の原因は、実はご飯の食べ過ぎです。糖質の過剰摂取が原因です。特にもち米とラーメンはいけません。
気功には、「僻穀の教え」があり、本来、気功師は【腱鞘炎】にはなってはいけないのですが、気功サークルを主催し、気功と太極拳を教えている私が【腱鞘炎】になったことは、気功師にとってはとても恥ずかしいことでした。
反省!